夏旅行③から少し日にちが経ってしまいましたが、続きを書きます。
2日目の朝、前夜の雨は上がっていましたけどまだ降るかもしれないという空模様。
それでも、とにかく予定通り熊野へ向かうことにしました。
高速道路が途中までしかないので、3時間以上かかるかもしれないけどとにかく向かう。
途中コンビニで飲み物を買ったり、給油したり、2か所ほどトイレ休憩も兼ねて寄り道しながら
でしたが、道は空いていたので予定通りお昼には熊野の入り口、那智勝浦に着きました。
那智勝浦漁港

心配していた天気はなんと
快晴
昨夜、雨だったらどうしようか?と眠れないほど悩んだのは何だったのか?という感じです
とにかく晴れたので、寝不足ながら気分はスッキリ
さて那智勝浦と言えば、近海で獲れる生マグロが有名です。
一応リサーチしておいたのですが、ここでもお盆休み明けに休んでいる店があって、
営業している店には行列している店もある。
時間がもったいないので、ここでもすぐ入れるところを探して、カウンター席なら空いている
という店を見つけて入りました。
その後は次々と人が来て外で並んでいましたから、タッチの差で入れてラッキーでした
注文したのは上マグロ丼(1500円)

トロ、赤身、炙りなど色々な部位が乗っていて、味噌汁はマグロのつみれ汁でした。
マグロ定食(1600円)

そぼろ煮、刺身、カツ、冷やしちゃんぽん(霜降りしたマグロ入り)にご飯、味噌汁、漬物。
こちらも味噌汁はマグロのつみれ汁でした。
両方とも、新鮮で安くて美味しく
大満足でした
さて、腹ごしらえも終わったので本日のメイン、世界遺産の熊野古道、那智熊野大社に
向かいます。
20分ほどで大門坂駐車場に到着。

ここに車を停めて、熊野古道から那智大社に行きます。
またも家でプリントしてきたイラストマップです。

計画を立てた時は冷静に自分の脚力では全部徒歩で登るのは無理と思っていたのですが、
思いのほかの好天気に気分
で、このイラストマップを見て(原寸大の地図ではないのに)
行けそうと思い始めてました
駐車場から歩き始めて(まだ緩いですが坂です)5、6分で入り口の石碑に着きました。

しばらく民家が続き、正面の階段の先が熊野古道です。

熊野古道の入り口手前に大門茶屋があります。
大門茶屋の看板と鏡石

茶屋と言っても、飲食の茶屋ではなくて、平安衣装のレンタルの店です。
この鳥居をくぐって赤い橋(振ヶ瀬橋・ふりがせばし)を渡ると熊野古道になります。

この橋が俗界と霊界の境の橋だそうです。
橋の手前に那智山周辺案内図がありました。

この地図も実寸大ではないのですが、ここから那智大社までは1.2kmと書いてあります。
事前にネットで調べた情報でも
この情報をを参考にすると、まずは那智山駐車場まで石畳の古道は約0.9kmで25分。
休憩を15分入れたとしても40分くらいで行けるのではと。
いよいよ熊野古道、登っていきます。

いきなり躓いて転びそうになりました(右の写真)
石畳でデコデコしてますからね、うっかりすると足を取られたりグキッとなったりしそうですから
慎重に登らなけば。
樹齢800年の夫婦杉

ここまでは順調で、標準的な時間で来ました。
最初の計画では熊野古道は夫婦杉まで。
ここから駐車場まで引き返して駐車場に戻って車で那智山の駐車場まで行こうと考えてました。
でも元気な夫は登る気満々だし、天気は予想外に晴れているし、
標準よりは時間がかかるだろうけど、何とか行けるだろうという見込みでGO!
この辺りまでは、傾斜もきつくなく、大丈夫そうでしたからね。

少し先へ行くと「多富気王子跡」(たふけおうじあと)がありました。

案内板には
熊野参詣記道中辺路にある最後の王子社です。おそらく峠の神仏に「手向け(たむけ)」をした
場所で、それがいつしか王子と呼ばれるようになったと思われます……
江戸時代には社殿がありましたが、明治十年に熊野夫須美(ふすみ)神社(現・熊野那智大社)の
境内に移され、跡地だけとなりました。
と書いてあります。
未だ15、6分程の場所なんですが、実のところすでに相当疲れてます
石畳の道は筋力の乏しい足にはかなりのダメージだし、ここ2年あまり歩いていないせいで、
心肺も衰えてて、息が上がって苦しい…ここの石にもたれて少し休みました
樹齢800年の大楠

後ろから来た若いカップルは軽快に登っていき、またたく間に追い越されました

木が大きいので、日陰になってるのがせめてもの救いですが、左膝が悪いので、
右足から1段ずつしか登れず、遅いし、右足への負荷が大きくて疲労が増していく。
先は長い、ゆっくりのマイペースでひたすら登るしかない。

途中、道路に面している箇所に案内板がありました。(道路に下りられる場所でバス停もある)

後で知ったのですが、古道には一町(60間=109m)毎に石の塚があったようで、
この場所には写真をよく見たら二町の石の塚がありました(まったく気づかず
)
那智山駐車場が七町なので、まだ3分の1以下ですが、すでにヘロヘロです
ここの少し上で休んでいるときに、上から70代と思しきご夫婦が降りて来て、
ここは未だ三町で、この直ぐ上の四町が丁度真ん中ですよ、と教えてくれました。
まだまだありますけど、頑張って苦労して登れば、きっと御利益がありますよと、
励ましてくれました。
はぁ~まだ半分も行ってないのかとがっくりしましたが、私より年上みたいな方
だったので私も頑張らねばと思い、上まで登るぞーと気合を入れました。
建前はそうですが、内心は今更戻る訳にも行かない(私にとって下りの階段は✖)
行くも地獄戻るも地獄状態で、登るしか選択肢はありませんでした
観念して登りましたが、半分を過ぎる頃には上げた足がプルプル震えてくる始末。
つかまるところも杖も無いので、最後の方は夫の腕につかまりながら登りました。
なんとか、大門(石畳の道の終点)に着きました。

大門坂の説明が書かれてますが、読む余裕も無く…
やっと、ちゃんとしたベンチに座れて、汗を拭き、水分補給しました。

この後、最後の坂を(階段もあったけど無理なので坂を迂回)2、3分登って那智山駐車場に
着きました。
前述の見通しでは45分でしたが、呼吸と脚の疲れを整えないと進めなくて短い休憩(1、2分)
を何度も取らなければならなくて、結局約1時間かかってしまいました
でも予定(見通し)より15分多かっただけというのは、ヘロヘロでもうダメ
と
何度も音を上げかかった割には上出来だったかも…と、自分で自分を褒めてあげたい
とにかく、体力・筋力の低下を痛感しました
本気で筋トレなどしないと、もうどこへも行けやしない…頑張ろう!
長くなったので、続きは又。
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2日目の朝、前夜の雨は上がっていましたけどまだ降るかもしれないという空模様。
それでも、とにかく予定通り熊野へ向かうことにしました。
高速道路が途中までしかないので、3時間以上かかるかもしれないけどとにかく向かう。
途中コンビニで飲み物を買ったり、給油したり、2か所ほどトイレ休憩も兼ねて寄り道しながら
でしたが、道は空いていたので予定通りお昼には熊野の入り口、那智勝浦に着きました。
那智勝浦漁港

心配していた天気はなんと


昨夜、雨だったらどうしようか?と眠れないほど悩んだのは何だったのか?という感じです

とにかく晴れたので、寝不足ながら気分はスッキリ

さて那智勝浦と言えば、近海で獲れる生マグロが有名です。
一応リサーチしておいたのですが、ここでもお盆休み明けに休んでいる店があって、
営業している店には行列している店もある。
時間がもったいないので、ここでもすぐ入れるところを探して、カウンター席なら空いている
という店を見つけて入りました。
その後は次々と人が来て外で並んでいましたから、タッチの差で入れてラッキーでした

注文したのは上マグロ丼(1500円)

トロ、赤身、炙りなど色々な部位が乗っていて、味噌汁はマグロのつみれ汁でした。
マグロ定食(1600円)

そぼろ煮、刺身、カツ、冷やしちゃんぽん(霜降りしたマグロ入り)にご飯、味噌汁、漬物。
こちらも味噌汁はマグロのつみれ汁でした。
両方とも、新鮮で安くて美味しく


さて、腹ごしらえも終わったので本日のメイン、世界遺産の熊野古道、那智熊野大社に
向かいます。
20分ほどで大門坂駐車場に到着。

ここに車を停めて、熊野古道から那智大社に行きます。
またも家でプリントしてきたイラストマップです。

計画を立てた時は冷静に自分の脚力では全部徒歩で登るのは無理と思っていたのですが、
思いのほかの好天気に気分


行けそうと思い始めてました

駐車場から歩き始めて(まだ緩いですが坂です)5、6分で入り口の石碑に着きました。

しばらく民家が続き、正面の階段の先が熊野古道です。

熊野古道の入り口手前に大門茶屋があります。
大門茶屋の看板と鏡石


茶屋と言っても、飲食の茶屋ではなくて、平安衣装のレンタルの店です。
この鳥居をくぐって赤い橋(振ヶ瀬橋・ふりがせばし)を渡ると熊野古道になります。

この橋が俗界と霊界の境の橋だそうです。
橋の手前に那智山周辺案内図がありました。

この地図も実寸大ではないのですが、ここから那智大社までは1.2kmと書いてあります。
事前にネットで調べた情報でも
大門坂駐車場~熊野那智大社(約1時間コース)
・大門坂駐車場
↓(0.2km;3分)
・大門坂入口
↓(0.4km;7分)
・多富気王子
↓(0.5km;15分)
・那智山駐車場
↓(0.4km;10分)
・熊野那智大社
・那智山青岸渡寺
※なおこの所要時間には休憩時間・見学時間・参拝時間などは含んでおりません。
大門坂駐車場~熊野那智大社(1時間コース)/み熊野ねっとから一部を引用
この情報をを参考にすると、まずは那智山駐車場まで石畳の古道は約0.9kmで25分。
休憩を15分入れたとしても40分くらいで行けるのではと。
いよいよ熊野古道、登っていきます。


いきなり躓いて転びそうになりました(右の写真)

石畳でデコデコしてますからね、うっかりすると足を取られたりグキッとなったりしそうですから
慎重に登らなけば。
樹齢800年の夫婦杉


ここまでは順調で、標準的な時間で来ました。
最初の計画では熊野古道は夫婦杉まで。
ここから駐車場まで引き返して駐車場に戻って車で那智山の駐車場まで行こうと考えてました。
でも元気な夫は登る気満々だし、天気は予想外に晴れているし、
標準よりは時間がかかるだろうけど、何とか行けるだろうという見込みでGO!
この辺りまでは、傾斜もきつくなく、大丈夫そうでしたからね。

少し先へ行くと「多富気王子跡」(たふけおうじあと)がありました。

案内板には
熊野参詣記道中辺路にある最後の王子社です。おそらく峠の神仏に「手向け(たむけ)」をした
場所で、それがいつしか王子と呼ばれるようになったと思われます……
江戸時代には社殿がありましたが、明治十年に熊野夫須美(ふすみ)神社(現・熊野那智大社)の
境内に移され、跡地だけとなりました。
と書いてあります。
未だ15、6分程の場所なんですが、実のところすでに相当疲れてます

石畳の道は筋力の乏しい足にはかなりのダメージだし、ここ2年あまり歩いていないせいで、
心肺も衰えてて、息が上がって苦しい…ここの石にもたれて少し休みました

樹齢800年の大楠


後ろから来た若いカップルは軽快に登っていき、またたく間に追い越されました


木が大きいので、日陰になってるのがせめてもの救いですが、左膝が悪いので、
右足から1段ずつしか登れず、遅いし、右足への負荷が大きくて疲労が増していく。
先は長い、ゆっくりのマイペースでひたすら登るしかない。


途中、道路に面している箇所に案内板がありました。(道路に下りられる場所でバス停もある)

後で知ったのですが、古道には一町(60間=109m)毎に石の塚があったようで、
この場所には写真をよく見たら二町の石の塚がありました(まったく気づかず

那智山駐車場が七町なので、まだ3分の1以下ですが、すでにヘロヘロです

ここの少し上で休んでいるときに、上から70代と思しきご夫婦が降りて来て、
ここは未だ三町で、この直ぐ上の四町が丁度真ん中ですよ、と教えてくれました。
まだまだありますけど、頑張って苦労して登れば、きっと御利益がありますよと、
励ましてくれました。
はぁ~まだ半分も行ってないのかとがっくりしましたが、私より年上みたいな方
だったので私も頑張らねばと思い、上まで登るぞーと気合を入れました。
建前はそうですが、内心は今更戻る訳にも行かない(私にとって下りの階段は✖)
行くも地獄戻るも地獄状態で、登るしか選択肢はありませんでした

観念して登りましたが、半分を過ぎる頃には上げた足がプルプル震えてくる始末。
つかまるところも杖も無いので、最後の方は夫の腕につかまりながら登りました。
なんとか、大門(石畳の道の終点)に着きました。

大門坂の説明が書かれてますが、読む余裕も無く…
やっと、ちゃんとしたベンチに座れて、汗を拭き、水分補給しました。

この後、最後の坂を(階段もあったけど無理なので坂を迂回)2、3分登って那智山駐車場に
着きました。
前述の見通しでは45分でしたが、呼吸と脚の疲れを整えないと進めなくて短い休憩(1、2分)
を何度も取らなければならなくて、結局約1時間かかってしまいました

でも予定(見通し)より15分多かっただけというのは、ヘロヘロでもうダメ

何度も音を上げかかった割には上出来だったかも…と、自分で自分を褒めてあげたい

とにかく、体力・筋力の低下を痛感しました

本気で筋トレなどしないと、もうどこへも行けやしない…頑張ろう!
長くなったので、続きは又。
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最終更新日 : 2022-09-18