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ぐうたら主婦のきままな日々

 いつのまにか70代に突入…でも健康で楽しく過ごしたい…そんな気ままな日々を綴ります

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2019-10-09 (Wed) 20:51

突然ですが介護の話

私の介護の最初は実母です。
亡くなって13年と9ヶ月ですが、私が結婚して間もなく介護が必要になりました。

母は中年以降働いていたのですが、当時は女性の働ける場所は多くなく、食品会社(豆腐屋)
で働いていましたが、立ちっぱなしが長く、重いものも持たなければならない重労働で、
膝と腰を痛め、膝は人工関節の手術をしています。
当時はリハビリも簡単なものだけで、結局、ちゃんと歩けるようにはなりませんでした。

次第に家の中を伝い歩きするだけで、長時間歩くのは無理になったので、外では車椅子に、
寝起きも大変なのでベッドにしましたが、当時は介護保険が無かったので、すべて自費。
市の福祉課に相談に行きましたが、ベッドは寝たきりの人以外補助はない時代でした。

現在の住所に引っ越してきた月に介護保険制度が施行され、母はすぐに認定を受けました。
足腰は弱かったのですが、まだ老人性の物忘れ程度だったので、要介護1でした。

ベッドも車椅子も自前のがありましたからレンタルするものもなく、とりあえず、廊下や
トイレに手すりを付ける工事をしましたが、1割負担で出来たのでこれは助かりました。

介護保険スタートの時で、まだ事業者や施設も少なくて、デイサービスを希望しましたが、
半年待たされました。
あとは年に一度ショートスティを5日ほど利用しましたが、それだけで、介護保険の
半分くらいしか利用していなかったと思います。

数年は良かったのですが、足腰も頭の方も徐々に衰えていき要介護2…3と進みました。
デイサービスも週1回から最後は週3回になり、ショートスティは無理になりました。
(泊まることが出来なくなった)

そして風邪をこじらせて入院すると介護保険は使えなくなりました。
(当時は介護保険か健康保険のどちらかしか使えなかったけど、今はどうなんでしょう?)

退院して自宅で介護は無理な状態だったので療養病院に転院しましたが、そうすると、
介護保険の利用範囲目いっぱい使っても、少し費用が掛かるようになりました。

でも療養病院に入院して2年半、母の貯金が尽きる前に旅立ちましたので、私たち子供には
最後まで金銭的な負担をかけないでくれました。

13年も前の事なので、今とは大分事情が違うと思いますが。


次の介護は義父でした。

近くに転居して4年後、足腰が弱ってきたので介護認定を受けました。
元々、若いころの病気の影響で脚が不自由(歩けるが体が揺れる歩き方)だったので、
要介護2だったと思います。

最初デイサービスも嫌がりましたが、足の運動をさせてくれるからと説得してやっと
行ってくれましたけど、あまり好きではなかったようです。

すぐに、立ち上がるのが大変になったので、トイレの手すりをレンタルしました。
トイレの手すり 義父がレンタル
便器に直接、すぐ付取り付けられます。

立ち上がってからも、つかまるところが必要でこちらのポール型のも
(ドアの取っ手につかまるので、下がったままになってしまった)
トイレ用手すり 義父がレンタルその後義母も継続
ドアの手前、左内側(ドアの取り付け側)に、これも営業の人が取り付けていきました。

この2つで月額700円でした。

その2年後くらいになると外を自力歩行するには危なっかしくなってきたので車椅子を
レンタル。
さにら翌年義母が骨折したときに2ヶ月間ショートステイをし、義母が退院後は、
義父用にベッドをレンタルしました。(義母は以前からベッド)

トイレの手すり2種類と車椅子、ベッド、全部で月額7000円でした。

しかしその後義父が病に倒れ、結局ベッドを借りていて良かったということにもなりました。
同時に室内の移動にも車椅子が必要になったので外用の他にもう1台借りて、
トイレも無理かと、ベッドそばにポータブルトイレも買いました。
(直接肌に触れるものはレンタル不能ですが1割負担で買えます)

以前からの4つに車椅子1台追加とポータブルトイレ代で11620円でした。
でもそれも1ヶ月のみで、それが義父の介護用品費用の最後になりました。


義父が亡くなり、義母が一人になりましたが、義母は4年前に骨折した時、リハビリの病院に
転院したタイミングで介護認定を受けました。
車椅子の状態だったので暫定的に要介護2でしたが、半年後の見直しで要支援1
なりました。
普通は進むばかりですが、ケガの場合は治ったら軽くなります。

それに義母の程度だと、家族が同居していると今は認定受けられないかもしれませんが、
独居なのでその後ずっと認定されています。

状態としては腰と膝が悪い(私と同じ)のですが、頭はしっかりしています。
(頭が良いか悪いかは別

足腰弱らないように、運動系のデイサービスを週1回利用しています。
ジムにあるようなマシン(実際は違うのだろうが)もあり、月に1回理学療法士が来て、
プログラムを作ってくれるとか。

実母がまだ頭もしっかりしているときに、デイサービスを「年寄りの幼稚園」みたいだと
言っていました。
それを嫌がる人もいる(特に男性)ようで、母も最初はバカにされているような気もした
らしいのですが、次第に顔見知りの人たちとおしゃべりするのが楽しくなってきたよう
でした。

今は、介護施設も増えて、色々なタイプのデイサービスがあるようなので、それぞれ合うのを
探せそうです。

義母は意外と社交的なので、抵抗はないようで自分で決めました。
介護保険外でも月1回の老人会と、市の施設のマージャンの会にも週1回行ってますし、
私より、元気かも

今のところ、介護保険関係について、私は書類手続きの時に顔を出すだけです。
(独居状態の方がサービスが手厚い傾向なので

レンタルは、義父が使っていたトイレのポール型の手すりのみ継続し、歩くのが大変に
なって来たのでと、買い物の時に使える介護用のキャリーカートを借りています。
キャリーカート
(実際のとは違うが、似たタイプのを)

最初もっとごつい歩行器のようなのを1、2ヶ月借りていたこともあるのですが、
大きすぎて使いにくいからと(義母は身長145cm)コンパクトなのに変えたらしい。

それから、数か月前に床に座ってテレビゲームをしていて、立ち上がろうとして
よろけて転び、何かの角に頭をぶつけてしまったと。

毎月手すりの点検に来る介護用品の営業の人に話したら、こんなの使ったらと
立ち上がり たちアップ

床に直に座る時脇に置いて立ち上がる時につかまるらしい。

トイレの手すりとキャリーカートとこの手すり3つで月額864円だそう。

義母は要支援1なんですが、デイサービスと介護用品のレンタル、義父の世話が
大変になってきたときから継続している週1回お掃除(簡単ですけど)のサービスを受けていますが、
介護保険の範囲内で済んでいます。

今のところ私より元気なので、なるべく長く、1人で生活してもらいたいと願っています

まあ必要なサポートはしていきますけどね。

以上が私の経験した介護と、現在進行形の介護のお話でした。


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最終更新日 : 2019-10-09

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