西日本を中心にした大雨の災害。
多くの犠牲者、被害が出ており、心が痛みます。
心からお悔やみ申し上げます。
雨はピークを過ぎたようですが、引き続き土砂災害の恐れもあるし、
すでに被害を受けた地域や避難されている方々に、これ以上の
被害が出ないようにと願うばかりです。
━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━
こんな時ですが、ここ数日の懸案事項である鉄分について調べたり
していたので、書いておきます。
鉄分不足で「かくれ貧血」なんじゃないかという話を先週書きました。
いろいろな不調も、医者に行くレベルなのか?と考えていたところ、
以前テレビで見た「鉄分不足?」というのを思い出して、いくつかの
サイトを読んでみたら、思い当たることがいくつも出てきて、
これが原因だったのか!と。
そこで、いろいろなサイトからの受け売りですけど、鉄分についての
基本的なことをまとめてみました。
体内には成人男性では約4.0g、女性では2.5gの鉄分が
あり、その70%は機能鉄(全身に酸素を運ぶ)である赤血球の
ヘモグロビンにあり、残り30%はヘモグロビンの鉄分不足に備え、
貯蔵鉄分として骨髄や肝臓、脾臓のフェリチンというたんぱく質に
貯えられているそうです。
この割合も機能鉄が優先されており、機能鉄が不足した場合は
貯蔵鉄から補給されるので、機能鉄の数値が即減少するわけ
ではなく、機能鉄の不足は通常の検査では基準値内に収まることに
なるわけです。
だから、実際に体内の鉄分が減少(貯蔵鉄が)していても、
表面上には出てこないので、わかりにくいのです。
赤血球の寿命は約120日で、でも鉄分はリサイクルされるので、
赤血球(ヘモグロビン)の鉄分は減ることはないそうです。
でも実際には汗や排せつ、皮膚の剥離などで体外に排出される
ので、毎日1mgほどの鉄分が消失しているそうです。
だから、毎日摂取しなければならない鉄分は1mgです。
なぁんだ、たったの1mgか…と思われたでしょうね。
私もそう思いました。
しかし鉄分は世界の三大欠乏微量栄養素の一つらしい。
(あと2つはビタミンAとヨウ素)
何故か調べてみると、食品に含まれている鉄分は少ない上に、
吸収率も驚くほど低い。
多いものの代表の豚レバーでも100gあたり13mg、その他の
肉類では0.7~2.7mgが大半。
野菜類だと100gで0.2とか0.3mgのものがほとんど。
吸収率もとても低くて、動物性のもの(ヘム鉄)で10~20%程度、
植物性のもの(非ヘム鉄)で2~5%しか吸収されない。
平均すると10%くらいなので、1mgを補うためには一日に
10mgを摂る必要があるそうです。
(成長期や、妊娠中、授乳期などはもっと多く必要)
でもこれは、消失している分を補うための量であり、すでに欠乏して
いると思える私は、これ以上のものを摂取しなければなりません。
そして特に現代日本人の鉄不足になりやすいそう。
その大きな要因は、食品の中に含まれる鉄分が減っているから。
理由は、
①炭水化物、加工精製食品が多い。
②野菜等の栽培に有機肥料を使用しなくなった。
③鉄製の調理器具の使用が減った。
確かに、インスタントやレトルトなど加工した食品も多い。
有機栽培のものは少ないし、高価なので積極的には買わない。
フライパンなどは焦げ付きにくいし、軽いし、手入れも楽なので
テフロン加工のものを使っている。
個別の理由として、
①胃酸の低下(鉄分の消化吸収に胃酸は重要)
胃切除後や萎縮胃や制酸剤による胃酸分泌の低下など
②アルコール常飲者
活性酸素により赤血球膜が障害を受けやすい。
アルコールにより骨髄抑制が起き、鉄の取り込みが低下する。
ビタミンB6の不足でヘム合成が抑制される。
アルコールが粘膜を刺激して、消化管出血を起こすことがある。
腸の働きが悪くなり、鉄の吸収率の低下につながることがある。
アルコールによる葉酸の利用障害は巨赤芽球性貧血をもたらす。
③出血
消化管出血、月経(生理)、献血、手術など
④老齢化やダイエットで摂取食物が減少
歯が悪くなるなどで食べる量が減ったり、ダイエットで
摂取カロリーを抑えたり。
自覚する出血状態はないし、アルコールも飲まない。
しかし、年初に胃カメラ検査で萎縮性胃炎と診断されて、
制酸剤を服用している
更に万年ダイエッターで、成果は出ていないものの、例えば鉄分の
少ない鶏肉を多用していたりする。
普通に考えても不足しがちなのに、私の場合、ダイエットや
更に1月から制酸剤を服用しているので、その影響か。
また、暑くなって、人一倍汗をかくので、最近特に鉄不足の症状が
顕著に出始めたのか~と納得しました。
では具体的にどうするか?
まず考えたのは鉄分の多く含まれる食品を摂ること。
でも前述のように食品中に含まれる量は少なく、吸収率も低い。
毎日食べるものだけで摂るのは大変。
肉類が比較的多いのでと、肉類を増やせばカロリーが高くなり、
太る心配もある。(すでに太っているので、それは困る
)
鉄分が高いからと言って同じものを続けて食べるのも、
他の栄養素が過多になったりして良くない。
(豚レバーは鉄分多いが、多食するとビタミンAの過剰摂取になる)
よって適正カロリー内で、栄養士でもない素人がバランスよく食べるのは至難の業です。
結論として私は
①サプリで少し補う
②鉄分の高い食品を摂り入れる(日替わりで)
③鉄のフライパン、中華鍋を復活(重くて手首にくるが
)
※鉄製の鍋を使うと1mgほど増えるらしい
④制酸剤の毎日の服用はやめる
(医師は飲んでも飲まなくてもどちらでも良いような感じ
だったので、胃酸過多で胃が痛むときだけにする)
ということにしました。
サプリはすでに12日目。
鉄分の高い豚レバーはあまり好きでないのでほとんど食べなかった
けれど、2回ほど食べました。
更に摂取しやすい鉄分の高いものを摂り入れるように鋭意努力中。
昨日から制酸剤はやめました。
効果が出てきているのか(プラシーボ効果かも)、気分的になのか、
一日の終わりのだるさが軽減したり、眠りが浅かったのが、朝まで
熟睡することも増えてきたりしています。
日中の眠気も少し減ってきたようたし、やる気も少しでてきたかも。
まだいろいろ書きたいですけど、長くなるので、追い追い書いて
行こうと思います。
前のに加えて、参考にしたサイトはこちらです。
ランキングに参加しています。良かったらポチッとよろしく (^-^)/



多くの犠牲者、被害が出ており、心が痛みます。
心からお悔やみ申し上げます。
雨はピークを過ぎたようですが、引き続き土砂災害の恐れもあるし、
すでに被害を受けた地域や避難されている方々に、これ以上の
被害が出ないようにと願うばかりです。
━─━─━─━─━━─━─━─━─━─━─━━─━─━─━─━━
こんな時ですが、ここ数日の懸案事項である鉄分について調べたり
していたので、書いておきます。
鉄分不足で「かくれ貧血」なんじゃないかという話を先週書きました。
いろいろな不調も、医者に行くレベルなのか?と考えていたところ、
以前テレビで見た「鉄分不足?」というのを思い出して、いくつかの
サイトを読んでみたら、思い当たることがいくつも出てきて、
これが原因だったのか!と。
そこで、いろいろなサイトからの受け売りですけど、鉄分についての
基本的なことをまとめてみました。
体内には成人男性では約4.0g、女性では2.5gの鉄分が
あり、その70%は機能鉄(全身に酸素を運ぶ)である赤血球の
ヘモグロビンにあり、残り30%はヘモグロビンの鉄分不足に備え、
貯蔵鉄分として骨髄や肝臓、脾臓のフェリチンというたんぱく質に
貯えられているそうです。
この割合も機能鉄が優先されており、機能鉄が不足した場合は
貯蔵鉄から補給されるので、機能鉄の数値が即減少するわけ
ではなく、機能鉄の不足は通常の検査では基準値内に収まることに
なるわけです。
だから、実際に体内の鉄分が減少(貯蔵鉄が)していても、
表面上には出てこないので、わかりにくいのです。
赤血球の寿命は約120日で、でも鉄分はリサイクルされるので、
赤血球(ヘモグロビン)の鉄分は減ることはないそうです。
でも実際には汗や排せつ、皮膚の剥離などで体外に排出される
ので、毎日1mgほどの鉄分が消失しているそうです。
だから、毎日摂取しなければならない鉄分は1mgです。
なぁんだ、たったの1mgか…と思われたでしょうね。
私もそう思いました。
しかし鉄分は世界の三大欠乏微量栄養素の一つらしい。
(あと2つはビタミンAとヨウ素)
何故か調べてみると、食品に含まれている鉄分は少ない上に、
吸収率も驚くほど低い。
多いものの代表の豚レバーでも100gあたり13mg、その他の
肉類では0.7~2.7mgが大半。
野菜類だと100gで0.2とか0.3mgのものがほとんど。
吸収率もとても低くて、動物性のもの(ヘム鉄)で10~20%程度、
植物性のもの(非ヘム鉄)で2~5%しか吸収されない。
平均すると10%くらいなので、1mgを補うためには一日に
10mgを摂る必要があるそうです。
(成長期や、妊娠中、授乳期などはもっと多く必要)
でもこれは、消失している分を補うための量であり、すでに欠乏して
いると思える私は、これ以上のものを摂取しなければなりません。
そして特に現代日本人の鉄不足になりやすいそう。
その大きな要因は、食品の中に含まれる鉄分が減っているから。
理由は、
①炭水化物、加工精製食品が多い。
②野菜等の栽培に有機肥料を使用しなくなった。
③鉄製の調理器具の使用が減った。
確かに、インスタントやレトルトなど加工した食品も多い。
有機栽培のものは少ないし、高価なので積極的には買わない。
フライパンなどは焦げ付きにくいし、軽いし、手入れも楽なので
テフロン加工のものを使っている。
個別の理由として、
①胃酸の低下(鉄分の消化吸収に胃酸は重要)
胃切除後や萎縮胃や制酸剤による胃酸分泌の低下など
②アルコール常飲者
活性酸素により赤血球膜が障害を受けやすい。
アルコールにより骨髄抑制が起き、鉄の取り込みが低下する。
ビタミンB6の不足でヘム合成が抑制される。
アルコールが粘膜を刺激して、消化管出血を起こすことがある。
腸の働きが悪くなり、鉄の吸収率の低下につながることがある。
アルコールによる葉酸の利用障害は巨赤芽球性貧血をもたらす。
③出血
消化管出血、月経(生理)、献血、手術など
④老齢化やダイエットで摂取食物が減少
歯が悪くなるなどで食べる量が減ったり、ダイエットで
摂取カロリーを抑えたり。
自覚する出血状態はないし、アルコールも飲まない。
しかし、年初に胃カメラ検査で萎縮性胃炎と診断されて、
制酸剤を服用している

更に万年ダイエッターで、成果は出ていないものの、例えば鉄分の
少ない鶏肉を多用していたりする。
普通に考えても不足しがちなのに、私の場合、ダイエットや
更に1月から制酸剤を服用しているので、その影響か。
また、暑くなって、人一倍汗をかくので、最近特に鉄不足の症状が
顕著に出始めたのか~と納得しました。
では具体的にどうするか?
まず考えたのは鉄分の多く含まれる食品を摂ること。
でも前述のように食品中に含まれる量は少なく、吸収率も低い。
毎日食べるものだけで摂るのは大変。
肉類が比較的多いのでと、肉類を増やせばカロリーが高くなり、
太る心配もある。(すでに太っているので、それは困る

鉄分が高いからと言って同じものを続けて食べるのも、
他の栄養素が過多になったりして良くない。
(豚レバーは鉄分多いが、多食するとビタミンAの過剰摂取になる)
よって適正カロリー内で、栄養士でもない素人がバランスよく食べるのは至難の業です。
結論として私は
①サプリで少し補う
②鉄分の高い食品を摂り入れる(日替わりで)
③鉄のフライパン、中華鍋を復活(重くて手首にくるが

※鉄製の鍋を使うと1mgほど増えるらしい
④制酸剤の毎日の服用はやめる
(医師は飲んでも飲まなくてもどちらでも良いような感じ
だったので、胃酸過多で胃が痛むときだけにする)
ということにしました。
サプリはすでに12日目。
鉄分の高い豚レバーはあまり好きでないのでほとんど食べなかった
けれど、2回ほど食べました。
更に摂取しやすい鉄分の高いものを摂り入れるように鋭意努力中。
昨日から制酸剤はやめました。
効果が出てきているのか(プラシーボ効果かも)、気分的になのか、
一日の終わりのだるさが軽減したり、眠りが浅かったのが、朝まで
熟睡することも増えてきたりしています。
日中の眠気も少し減ってきたようたし、やる気も少しでてきたかも。
まだいろいろ書きたいですけど、長くなるので、追い追い書いて
行こうと思います。
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最終更新日 : 2018-07-18