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ぐうたら主婦のきままな日々

 いつのまにか70代に突入…でも健康で楽しく過ごしたい…そんな気ままな日々を綴ります

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2018-05-29 (Tue) 01:15

青森 2日目 後半

青森二日目の後半です。

鯵ヶ沢で昼食後、五所川原にある
"立佞武多の館"(たちねぷたのやかた)に行きました。

青森に縁(母・姉の生まれ故郷)のある私でも、ねぶたと言えば
一般的に知られている横に大きなねぶたと弘前の扇ねぶたしか
知りませんでした。
(※ねぶたではなく、ねぷたというのが正しいらしい)

五所川原のねぷたは、豪商や大地主などが高さを競い合うように
なり、明治期には巨大なねぷたが登場してきたらしい。
しかし大正時代になると、電気の普及により小型化して行ったそう。
(電線がはりめぐらされ、引き歩くことが出来なくなった)

また戦後2度の大火で大型ねぷたの設計図なども消失、
巨大な立佞武多は姿を消してしまったようです。

一方、青森市のねぶたは同じく電気の普及により、高さではなく
横に大きくなっていき、その形が現在まで続いていて、テレビなど
でも度々紹介されるので、ねぷたといえば、この横に大きな形と
全国的にも認識されているわけです。

しかし五所川原では、今から25年前の1993年に写真と設計図が
発見され、1996年に「復元会」が発足。
ついに1998年、80年ぶりに復活を遂げたそう。

詳しくはこちら→立佞武多の歴史

玄関から入ると正面に巨大なねぷたが
5/2 立佞武多館  五所川原

高さ25メートルで、ビルの7階に相当するそうです!

この建物は巨大ねぷたをそのまま保管してあり、ねぷたの周りを
スロープ状の通路がめぐらされていて、そこを下りながら間近に見る
ことができます。

まず4階にエレベーターで昇り、スロープを下りながら見ていきます。
近くで見れるので迫力満点。

そして途中の3階に席が設けてあり、30分毎に実際の祭りのビデを
壁に映し出すので、祭りの様子を見ることが出来ました。

う~ん、すごい迫力、一度みてみたいかも…と思いました。
(東京から3時間で青森まで来られるようになったので、
 実現の可能性は十分

では立佞武多を少し。
5/2 立佞武多  立佞武多館  五所川原

5/2 立佞武多 立佞武多館 五所川原

5/2 立佞武多  立佞武多館  五所川原

※この大きさは、写真ではなかなか実感できません

可愛い金魚ねぷたもありました。
5/2 金魚ねぶた  立佞武多館  五所川原

なぜ、金魚なのか?
昔、金魚は高級品で、庶民の目に触れることは少なかったらしい。
せめて、お祭りの時に観たいと言うので作られた…
と確か書いてあったけど、
こちらにもっと詳しく書いてありました→金魚ねぷたとは

さて、次は車で20分ほどの太宰治記念館「斜陽館」

建物は太宰治の生家です。
5/2 斜陽館 太宰治記念館  金木

大地主の父親が建てた豪邸。
戦後手放したあと旅館として使われていたそうで、太宰治の代表作
「斜陽」から「斜陽館」と名付けられ、観光名所となり全国から多くの
太宰ファンが訪れたそう。

老朽化などにより旅館が閉鎖された後、市(旧金木町)が買い取り、
旅館として改造された箇所を建築当時に復元工事をしたのち、
平成10年から記念館として開館したそう。

明治後期の建造物として貴重なもので、平成16年には国の
重要文化財にも指定されています。
(弘前の洋館などでも紹介した堀江佐吉の設計)

入ってすぐの土間に面した板の間
5/2 斜陽館 太宰治記念館 室内  金木

2階の応接間 豪華な洋間です。
5/2 応接間 斜陽館 太宰治記念館  金木

2階の和室(6、7室あって、旅館になるのもわかる)
5/2 和室広間 斜陽館 太宰治記念館  金木

2階から見えた庭  庭もかなり立派
5/2 庭 斜陽館 太宰治記念館  金木

階段も立派なもの
5/2 階段 斜陽館 太宰治記念館  金木

階段の奥に見えるのは、金融業(銀行のようなもの)を営んでいた
らしく、カウンターと金庫室など。
(文献が残っていないので、詳細は不明らしいが)

照明も超モダン。
5/2 照明 斜陽館 太宰治記念館  金木

前出の階段ではない小さい方の階段の天井 
5/2 階段の天井 斜陽館 太宰治記念館  金木

寄木細工が施されていて、目立たないところにも手がかかっているのがわかります。


次はこの日最後の目的地十三湖ですが、太宰治記念館に
予定以上滞在してしまったので、急いで、向かいました。

途中、りんご公園で買っておいた手作りのリンゴパイで
小腹を満たしました
5/2 りんご公園で買った手作りリンゴパイ


向かう途中から小雨が降り始め、風も強くなりました。

十三湖にある中の島にかかる中の島ブリッジ
5/2 十三湖 中の島ブリッジ

ブリッジの入り口
5/2 十三湖 中の島ブリッジ


晴れていれば、日本海と十三湖の両方を一望でき、綺麗な夕日が
観れるはずの少し高台にある道の駅十三湖高原に着きましたが、
どんどん風がつよくなり、雨は小降りですけど、寒くて外へ出られ
ないくらいになりました。
やはり東北、天気が崩れると夜は関東の真冬の寒さです。
(寒いし、雨風が強いので写真は撮れず

道の駅のレストランに閉店ギリギリで飛び込みました。
中に一組入っていましたが、人がいないので店も早じまい?
「CLOSED」の看板が

でも、麺類なら大丈夫というのでシジミラーメン1つ注文。

5/2 シジミラーメン 道の駅 十三湖高原

閉店のところ、無理に入ったのに1つしか注文しないなんて…。
でも、夕飯考えると、2つ注文は出来ないのでね

ここから、二日目の宿泊先の青森駅に向かったのですが…。
ずっと津軽平野の平らなところばかり走っていたのですが、
なんと山越え?

カーブが続く道で、真っ暗。
対向車も後続車もほとんど居なくて、そのうち霧も出てきて、
視界不良。
この旅の中で一番の難所でした。

最も、私は運転していないので、大変なのは夫なんですけどね
感謝、感謝です。

何とか、2時間ほどでホテルに到着。
一休みして、夕食を食べに出かけました。

青森と言えば、帆立。
第一候補の店は、ラストオーダー時刻(8時半)に間に合わず
地方へ行くと、閉店時刻が早い

開いていることが条件なので、こちらへ。
5/2 夕食を食べた帆立小屋店頭(5/3朝撮影)
※夜撮れなかったので、翌朝撮りました。

帆立釣りが出来る店なので、釣りたいと夫が言ったのですが、時間も遅い(9時近い)ので、諦めてもらいました。

定食と別に単品、帆立浜焼き(左)と、稚貝の酒蒸し(右)を。
5/2 夕食 帆立浜焼きと帆立稚貝の酒蒸し 帆立小屋

この日のサービス品で、「帆立稚貝の酒蒸し300円」とあったのです
が、稚貝って、小さいの食べてもねぇと、一旦躊躇するも安いので
一応注文してみました。
これ稚貝?
うちの辺りでは、普通のサイズとして売ってますけど。
浜焼きとほとんど同じサイズで、7つ入ってました…激安です

帆立いろいろの帆立定食
5/2 夕食 帆立定食 帆立小屋

うちの辺りで稚貝と称して売られているのは、この味噌汁に入って
いるサイズのです。

帆立が全部小ぶりなのがちょっと残念。
特に刺身、薄切り2枚は、寂しい

もう一つは、弘前でも食べた帆立貝味噌焼き定食
5/2 夕食 帆立貝味噌焼き定食 帆立小屋

味噌焼きは弘前のより、帆立が多めでした。

稚貝の酒蒸しがあったので、帆立堪能、大満足でした

二日目はこれでおしまい。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

最終日はまた今度。


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最終更新日 : 2018-05-29

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